
鳥は、おおむね水鳥と陸鳥の2種類に分類されます。羽毛ふとんがまだ珍しかった頃、時々、羽毛ふとんにニワトリ(陸鳥)の羽毛を使っているのでは・・・と大きな勘違いをされている方がいましたが、陸鳥には水鳥にあるような「ダウン」がなく、かさ高性、弾力性に乏しいため、羽毛ふとんに使用されることはありません。
羽毛ふとんには、ガンカモ科の家畜であるグース(がちょう)やマガモ科の家畜であるダック(あひる)といった水鳥の羽毛が使われています。
●「グース(がちょう)」と「ダック(あひる)」
寝具に使われている羽毛の品質をを比較すると、ダック(あひる)よりもグース(がちょう)の方が相対的に優れています。これは、2種類の水鳥の体型の違いによるもので、体の大きなグースの方が、採取されるダウンボールも大きくボリューム感があり、保温性や耐久性に優れています。
●「ダウン」と「フェザー」
羽毛ふとんには水鳥の羽毛が使われ、形の違いから「ダウン」と「フェザー」の2種類に大別されます。


ダウン
放射線状のダウンボールを形成しています。小羽枝どうしがからみ合うことがないので、固まることがなく、空気をたっぷりと抱え込むことができるため、いつもふんわりと軽く暖かいのが特徴です。1羽の水鳥から少ししかとれません。 |

ラージフェザー
一般的に羽と呼ばれる部分で、全長6.5cm以上のものを「ラージフェザー」と呼んでいます。湾曲した羽軸を持ち、羽軸が硬いので羽毛ふとんには使われません。 |

スモールフェザー
水鳥の腹部に生えている全長6.5cm未満の小さな羽根をスモールフェザーと呼んでいます。柔らかな弾力性があり、まくらやクッションの詰めものやダウンと混合され、羽根ふとんに使われます。 |