寝つきが悪いことの原因はいくつかありますが、
最近で一番多いケースは就寝前のパソコン、スマホの利用です。
パソコンやスマホの強い光は、睡眠を妨げる効果があります。
目に光を与えることで安眠ホルモンである、メラトニンの分泌が抑制されるのですが、パソコンや
スマホの光は特にこの効果が強いとされています。
また、就寝前にベッドでスマホを利用する場合、非常に目に近い場所で使うことも大きな
原因となっています。
他にも、カフェインの摂取は影響力が強いので、就寝前は控える必要があります。
コーヒーや紅茶はもちろんですが、緑茶などもカフェインが多く含まれているので、
飲まないようにして下さい。
カフェインには覚醒作用の他にも利尿作用があるので、就寝した後にトイレに行きたくなって
目が覚めるおそれがあります。
同じく、タバコに含まれるニコチンにも強い覚醒作用があるため、就寝前の喫煙はおすすめできません。
以上のことを気をつけても寝つきが悪いという場合は、部屋の温度や湿度の調整をお試し下さい。
夏の場合は適切な温度を保ちつつ、快適な湿度を保つように除湿を行って下さい。
冬の場合は部屋の気温を上げるのではなく、布団の中の温度に注意を払って下さい。
布団の中の適切な温度は、32度から34度となっています。
就寝前に電気毛布や電気あんかを利用するなど、少し工夫するだけで断然就寝しやすい環境となります。
どうしても眠れないという場合は、安眠サプリや睡眠改善薬の利用も手段の1つです。
昨今では、効率の良い睡眠が取れるための安眠サプリや、副作用の少ない睡眠改善薬が
市販されているので、それらを試してみて下さい。
それより大切なものが寝具です。
寝具ひとつで睡眠環境は大きくかわります。この機会に寝具の見直しはいかがですか?